カレーメシのカレーとメシを分けて、ごく普通のカレーライス『カレーメシライス』を作る
分けても無駄にウマかった。
今年8月にお湯入れ調理に生まれ変わった、日清カレーメシ。カレーはインスタントのクセになかなか侮れないですし、職場でもレンジを専有せず気軽に食べられるので、時間の無い時に大変助かってます。。
ところで、この新しいカレーメシのカレールー、一般的なルーと同じ固形になりました。
ってことは、ルーと具材だけを抽出すれば、メシとルーを分けて食えるのでは? という発想になるわけです。(ならない)
『カレーライスではない新ジャンルの商品』 というカレーメシのアイデンティティを思いっきり無視することになりますが、折角の美味しいカレー、混ぜるだけじゃもったいないなぁ…と思っていたのが正直なところ。
ということで、カレーメシのアレンジ調理として、普通のカレーライス『カレーメシライス』を作ってみました。
カレーメシライスの作り方
材料
- カレーメシ:1個
- お湯:350ml
私はスパイシーカレーメシで作りました。個人的には、辛いのが得意であれば、これが一番オススメです。
- 出版社/メーカー: 日清食品
- 発売日: 2016/10/31
- メディア: 食品&飲料
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手順
- お米とルー&具材を分ける
- お米を洗ったカレーメシの容器に入れ、175ml のお湯を注ぎフタをし、5分間隔でかき混ぜながら20分待つ
- 小鍋に 水 175ml を注ぎ沸騰させる
- 沸騰したら火を止め、ルー&具材を入れてルーを溶かす
- ルーが溶けたら、とろみが出るまでトロ火で5分〜10分煮込む
- 盛りつけて完成
詳細
お米とルー&具材を分ける
カレーメシの中身は、先ほどの写真で示したように、米と具材が 全部混ざっている ので、まずは 米の中から米以外 を取り出します。
カップから内容を少〜〜〜しづつ取り出しながら、鑑識捜査をしている気分で取り出しましょう。(え)
ルーやじゃがいも、謎肉などは取り出しやすいですが、細かい人参や肉のかけら、スパイシーカレーメシのチキン(お米と色が似てる)などはちょっと難易度が上がります。注意深く見ていくことが重要。
約10分で一通り抽出完了です。ちなみに物ぐさな方は、ご飯と一緒に炊き込んでも良し。
ライスを作る
カレーメシのお米は アルファ化米 なので、市販の調理方法を参考にして、お米を作ります。
試行錯誤の末、少し柔らかめで、ツヤのあるお米ができたのが、175ml のお湯 20分弱 (+定期的なかき混ぜ) です。
しかも、その出来上がりはかなりのもの。見た目もしっかりお米ですし、実際食べてみると、即席ライスの進化を如実に感じました。
ルーを作る
175ml の水を沸騰させたら火を止め、ルーを溶かします。カレーメシでもそうでしたが、鍋でもルーは溶けにくいので、やはり根気よく混ぜる必要あり。
で、溶かしただけだとかなり水っぽいのですが、とろ火で煮込んで行くと、トロミがどんどん出てきます。お湯の量が少ないので、焦げ付きに注意!
4. 盛り付け
お皿にライスを盛って、ルーをかけると……まごうことなきカレーライスのビジュアルに!!これこそ私が望んでいた 『カレーメシライス』 です。
正直、このビジュアルは作ってて自分が驚きました。カレーメシの『混ぜカレー』という特徴にどこかしら最適化した部分があるのでは?と思い、ビジュアルにはあんまり期待してなかったのですが、ここまでしっかりとカレーライスになってくれるとは。
カレーに小さめの具が紛れている感じも、お店のカレーっぽくもあり素敵です。レトルト感も同時にありますけど…
実食
特に味のアレンジは加えなかったので、見た目は変わっても、味は当然普通のカレーメシです。
ただ、カレールーを別に作ったことで、ルーの濃厚さが増した感覚を受け、結構 パンチ強めの味になった 印象を受けました。とはいえ、カレーメシそのものが持っていた美味しさは変わらず残っているので、より濃厚にカレーを楽しめるアレンジ調理になった印象です。
もしトッピングをするなら、チーズ、茹で卵、クリームコロッケなど、まろやか系が合いそうです。
感想
- メリット
- カレーメシ1個だけでカレーライスが作れる
- アレンジの幅が広い(普通のカレーのノウハウが使える)
- デメリット
- 具の抽出に時間がかかる
- 各種調理器具が必要
- 調理時間がかかる (通常のカレーメシの4倍以上)
- 洗い物が増える(鍋&皿)
はっきり言って、現時点ではデメリットの方が全然勝ってます…。
ただ、カレーライスが(お米を含めて)即席食品1個でできるのは、割と嬉しい………のかも?
例えば自分が、カレーメシをケース買いしたところで、この調理方法をやるか?と言われると、『普段はそのまま食うんだろうなぁ』と思うのですが、たまに『気分転換にカレーライスにしてみるか!』っていうのはありそうです。スイッチを切り替えたい時とか。
- 出版社/メーカー: 日清食品
- 発売日: 2016/08/29
- メディア: 食品&飲料
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さらなるアレンジ次第では化けるかもしれない『カレーメシライス』。自分なりのベストアレンジを見つけるのも、こういう即席食品の楽しみでもありますね。