カレーメシのカレーとメシを分けて、ごく普通のカレーライス『カレーメシライス』を作る

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分けても無駄にウマかった。

今年8月にお湯入れ調理に生まれ変わった、日清カレーメシ。カレーはインスタントのクセになかなか侮れないですし、職場でもレンジを専有せず気軽に食べられるので、時間の無い時に大変助かってます。。

www.nissin.com

ところで、この新しいカレーメシのカレールー、一般的なルーと同じ固形になりました。

ってことは、ルーと具材だけを抽出すれば、メシとルーを分けて食えるのでは? という発想になるわけです。(ならない)

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『カレーライスではない新ジャンルの商品』 というカレーメシのアイデンティティを思いっきり無視することになりますが、折角の美味しいカレー、混ぜるだけじゃもったいないなぁ…と思っていたのが正直なところ。

ということで、カレーメシのアレンジ調理として、普通のカレーライス『カレーメシライス』を作ってみました。

カレーメシライスの作り方

材料

  • カレーメシ:1個
  • お湯:350ml

私はスパイシーカレーメシで作りました。個人的には、辛いのが得意であれば、これが一番オススメです。

手順

  1. お米とルー&具材を分ける
  2. お米を洗ったカレーメシの容器に入れ、175ml のお湯を注ぎフタをし、5分間隔でかき混ぜながら20分待つ
  3. 小鍋に 水 175ml を注ぎ沸騰させる
  4. 沸騰したら火を止め、ルー&具材を入れてルーを溶かす
  5. ルーが溶けたら、とろみが出るまでトロ火で5分〜10分煮込む
  6. 盛りつけて完成

詳細

お米とルー&具材を分ける

カレーメシの中身は、先ほどの写真で示したように、米と具材が 全部混ざっている ので、まずは 米の中から米以外 を取り出します。

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カップから内容を少〜〜〜しづつ取り出しながら、鑑識捜査をしている気分で取り出しましょう。(え)

ルーやじゃがいも、謎肉などは取り出しやすいですが、細かい人参や肉のかけら、スパイシーカレーメシのチキン(お米と色が似てる)などはちょっと難易度が上がります。注意深く見ていくことが重要。

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約10分で一通り抽出完了です。ちなみに物ぐさな方は、ご飯と一緒に炊き込んでも良し。

ライスを作る

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カレーメシのお米は アルファ化米 なので、市販の調理方法を参考にして、お米を作ります。

試行錯誤の末、少し柔らかめで、ツヤのあるお米ができたのが、175ml のお湯 20分弱 (+定期的なかき混ぜ) です。

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しかも、その出来上がりはかなりのもの。見た目もしっかりお米ですし、実際食べてみると、即席ライスの進化を如実に感じました。

ルーを作る

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175ml の水を沸騰させたら火を止め、ルーを溶かします。カレーメシでもそうでしたが、鍋でもルーは溶けにくいので、やはり根気よく混ぜる必要あり。

で、溶かしただけだとかなり水っぽいのですが、とろ火で煮込んで行くと、トロミがどんどん出てきます。お湯の量が少ないので、焦げ付きに注意!

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4. 盛り付け

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お皿にライスを盛って、ルーをかけると……まごうことなきカレーライスのビジュアルに!!これこそ私が望んでいた 『カレーメシライス』 です。

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正直、このビジュアルは作ってて自分が驚きました。カレーメシの『混ぜカレー』という特徴にどこかしら最適化した部分があるのでは?と思い、ビジュアルにはあんまり期待してなかったのですが、ここまでしっかりとカレーライスになってくれるとは。

カレーに小さめの具が紛れている感じも、お店のカレーっぽくもあり素敵です。レトルト感も同時にありますけど…

実食

特に味のアレンジは加えなかったので、見た目は変わっても、味は当然普通のカレーメシです。

ただ、カレールーを別に作ったことで、ルーの濃厚さが増した感覚を受け、結構 パンチ強めの味になった 印象を受けました。とはいえ、カレーメシそのものが持っていた美味しさは変わらず残っているので、より濃厚にカレーを楽しめるアレンジ調理になった印象です。

もしトッピングをするなら、チーズ、茹で卵、クリームコロッケなど、まろやか系が合いそうです。

感想

  • メリット
    • カレーメシ1個だけでカレーライスが作れる
    • アレンジの幅が広い(普通のカレーのノウハウが使える)
  • デメリット
    • 具の抽出に時間がかかる
    • 各種調理器具が必要
    • 調理時間がかかる (通常のカレーメシの4倍以上)
    • 洗い物が増える(鍋&皿)

はっきり言って、現時点ではデメリットの方が全然勝ってます…。

ただ、カレーライスが(お米を含めて)即席食品1個でできるのは、割と嬉しい………のかも?

例えば自分が、カレーメシをケース買いしたところで、この調理方法をやるか?と言われると、『普段はそのまま食うんだろうなぁ』と思うのですが、たまに『気分転換にカレーライスにしてみるか!』っていうのはありそうです。スイッチを切り替えたい時とか。

日清食品 日清カレーメシ ビーフ 107g×6個

日清食品 日清カレーメシ ビーフ 107g×6個

さらなるアレンジ次第では化けるかもしれない『カレーメシライス』。自分なりのベストアレンジを見つけるのも、こういう即席食品の楽しみでもありますね。